本校の学校教育目標は,本校の卒業生で東京大学の国文学者だった「小池藤五郎」先生が作詞された校歌の一説であり。とても親しみやすいものです。
校章には,桜の花がデザインされています。桜の花は,それほど香りがする花ではありませんので,ここでは,現代語の「嗅覚」で感じる「匂い」ではなく,「視覚」で感じる「色が際立つ,色が明るく美しく映える,鮮やかな色が光を放つように鮮やかに印象づけられる」という意味の用例だと思います。
「にほう」が人に対して使われるときには,「生き生きとした美しさや魅力が内面からあふれ出るように,その人のまわりにただよって感じられる」という意味になるそうです。そう考えると,「さくらとにおうよい子ども」は,「『美しい桜の花のように生き生きとした魅力が内面からあふれ出ている素晴らしい子ども』になろう」という小池先生の思いが込められていると推察されます。
本校は本年度で創立150周年を迎えました。本校の長く荘厳な歴史と素晴らしい伝統の重さに,身が引き締まる思いをしております。教職員,児童一同,決意を新たにして,韮崎小学校が今後ますます発展し,子どもたちの笑顔あふれる学校になりますよう,努力することをお誓いします。
令和5年度の教育
<校舎と桜>
さくらとにおうよい子ども
校長 千野 毅
<上空より>